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研究発表

新しい高速鉄道車両の試作に参加しています。
2018-06-15
今回試作した高速鉄道車両の部分構体
世界最大級、難燃性マグネシウム合金を使った高速鉄道車両部分構体の試作に成功
―軽くて強いマグネシウムで、新幹線などの軽量化、高速化、省エネ化を目指すー

2018年6月12日、NEDO(※1)と、当社が加入しているISMA(※2)は、難燃性マグネシウム合金を用いた高速鉄道車両部分構体の試作に成功したと発表しました。
この構体は、難燃性マグネシウム合金のみを使った世界最大級の大型構造物です。
今回のマグネシウム合金は、現在車両構体に使われるアルミニウムよりも比重が30%以上軽く、新幹線などの高速鉄道車両を大幅に軽量化し、省エネやさらなる高速化につながることが見込まれます。
 
当社はこの事業において、構体の底面部分に利用する、強度に優れた高強度圧延材(中板・厚板)の開発を、(国研)産業技術総合研究所と共に担当しました。高強度と延性のバランスを有するマグネシウム合金で、現在利用されているアルミニウム合金A7N01を代替することが期待されています。
当社は引き続きこの事業に参加し、新しい高速鉄道車両等の開発に貢献して参ります。
 
※1 NEDO・・・国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術開発機構
※2 ISMA ・・・新構造材料技術研究組合(41の企業・大学・国研が加入)
 
【関連リンク】
NEDOホームページ・ニュースリリース(2018年6月12日)
http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100973.html
当社ホームページ・「マグネシウム製品」コーナー
http://gondametal.jp/publics/index/17/
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