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研究発表

「国際マグネシウム展in東京ビッグサイト2012」に出展しました。
2012-05-30
当社は、5月30日(水)~6月1日(金)3日間にわたり開催された「国際マグネシウム展in東京ビッグサイト2012」に出展しました。隣接して、スマートグリッド展、次世代自動車産業展も開催されました。スマートグリッド展、次世代自動車産業展あわせた入場者数は、初日5月30日が12,798名、二日目が14,205名、三日目が17,046名、合計44,049名が来場しました。そのうち、当社ブースにも200名を超える多くのお客様が来場され、高い関心を示されました。
 
今回の当社の展示品のなかでも、お客様の注目を集めたのは、昨年開発、実用に成功した難燃性マグネシウム合金板/AZX612でした。難燃性マグネシウム合金板/AZX612は800度を越す温度の燃焼試験で不燃性を実証されています。難燃性マグネシウム合金板/AZX612は様々な業界から注目されています。特に建材、自動車、高速移動車輌、航空機への適応が期待されています。
 
他にも従来から当社が製造しているAZ61を使用した、マグネシウムの鍛造品、携帯電話の筐体をイメージした板からのプレス品、各種着色サンプルを展示しました。AZ61は他のマグネシウム合金に比べて耐食性に優れ、引っ張り強さなどの強度が高くプレスにも適した非常にバランスのよい合金で、将来はAZ31に変わり、板材の主流になるといわれています。
 
当社は、マグネシウム合金板を作るにあたり革新的な高速の双ロール鋳造法(GTRC:Gonda Twin-roll Casting System)を用いています。この方法では、AZ61、AZX612以外にも、AZ31、AZ91、AM50などのほとんど全ての合金を鋳造することができます。
 
展示会は盛況のうちに終了いたしました。
難燃性マグネシウム板
ブース全景
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