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マグネシウム建材

マグネシウム建材

AZX612(Ca2%含む)に塗装を施した素材で、2013年に国土交通省から建材として不燃認定を受けました。この材料は吊天井の周囲に取り付けられ、地震発生時等の崩落事故を防ぐ目的で使用されています。この建材は壁材など幅広い適応が今後期待されています。

建材に使用する為には、不燃認定が必須です。

当社ではお客先との連携により、積極的に認定取得活動に取り組む用意があります。 又、不燃認定を得ている合金による薄板ばかりでなく、厚板、鍛造材等の提供も可能です。 建材には、天井材ばかりでなく、床材、カバ-類等、各種寸法の製品が考えられ、幅広いご要求に対応する用意があります。

化学成分(%)

AZX 611 or 612
Al
5.8 - 7.2
Zn
0.4 - 1.5
Mn
0.15 - 0.5
Cu
≦ 0.05
Si
≦ 0.1
Fe
≦ 0.005
Ni
≦ 0.005
Mg
Bal
Ca
AZX611=1.0%
AZX612=2.0%

AZXの長所(AZ31との比較)

600℃に加熱しても燃焼しない。
引張強度が高い。
様々な表面処理が可能である。
組織の熱的安定性が良い。
(焼鈍しても組織が大きくなりにくい)
 

AZXの加工例

接合加工として溶接を施すことができます。さらに表面加工としてメッキ・塗装を施すことができます。当社では研磨済みの板材を提供できます。
冷間曲げ
化成処理後、吹きつけ塗装
化成処理後、吹きつけ塗装 冷間曲げ
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