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難燃性マグネシウム合金板

難燃性マグネシウム合金板 AZX・AMX

カルシウムを添加して難燃性を高めたマグネシウム合金の生産をしています。

AZX、AMXの長所

カルシウムを添加することにより難燃性が実現できる
実証ビデオ
カルシウム 1%添加の場合 ビデオ①
カルシウム 2%添加の場合 ビデオ②
耐食性が優れている
さまざまな表面処理が可能

化学成分(%)

AZX611 または AZX612
Al
5.8 - 7.2
Zn
0.4 - 1.5
Mn
0.15 - 0.5
Cu
≦ 0.05
Si
≦ 0.1
Fe
≦ 0.005
Ni
≦ 0.005
Mg
Bal.
Ca
AZX611=1.0%
AZX612=2.0%
AMX601 または AMX602
Al
5.6
Zn
≦ 0.2
Mn
0.26
Cu
≦ 0.008
Si
≦ 0.08
Ni
≦ 0.001
Be
≦ 0.0005
Mg
Bal.
Ca
AMX601=1.0%
AMX602=2.0%

AZX、AMXの加工例

難燃性マグネシウム合金板はAZ61、AZ31と同様に温間成形が可能であることが確認され、接合加工として溶接を施すことができます。さらに表面加工としてメッキを施すことができます。当社では厚さ0.5mmから3.0mm、板幅600mm以下のAZX611、AZX612、AMX601、AMX602等の圧延・研磨済みの板材を提供できます。下記に当社で製造した難燃性マグネシウム合金の加工例を紹介いたします。また、広く難燃性を必要とする車輌等の部材への適応が可能と考えております。

冷間曲げ加工された AZX薄板

 1.0mm厚の板材を使用、内曲げ R=10mm

化成処理後、吹きつけ塗装

1.0mm厚の板材を使用、白色

化成処理後、吹きつけ塗装 冷間曲げ

1.0mm厚の板材を使用、内曲げR=5mm、白色
 
これら難燃性マグネシウムは、
用途として、鉄道車両、自動車の軽量化や建設用の軽量素材として利用できると考えます。
2013年11月12日 建材として初めて国土交通省の不燃材料認定を取得いたしました。
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